こんばんは、ばんりです。
タロットカードに昨年の今頃、タロットカードを購入し、タロットにハマりました。それまでも占いとか運など、スピリチュアル系の話が好きでした。いざ手にとって自分でタロットをするようになって、使い方に関して向き合いました。僕なりの占いとの付き合い方をお伝えします。
タロットカード
皆さんはタロットカードと言われてどんなモノ・コトを思い浮かべますか?僕は十字形にカードを並べる、いわゆるケルト十字というものがタロットの全てだと思っていました。
他に考えられるとしたら、無難に占いの一つ。カードを扱う。ちょっとやばそう、変なツボ買わされるとかも思い浮かぶんでしょうか笑 僕は友人に趣味でタロットを始めたと伝えたところ「いよいよやな。タロット趣味はやばそう。」と引かれました。気持ちはわからんでも無い。
というのも、やはり占いというものに対して懐疑的な方が多い。そんなの口から出まかせ言ってるだけ。とか。人の不安煽って、もしくは良いこと言って金儲けしている、とか。科学的根拠がない、とか。色々あるみたいですね。
かくいう僕も「占い」に関しては怪しいけど面白い。っていう認識でした。だって、本当に何を根拠に言っているかわからないし、そんなもの信じるなんて馬鹿らしいとも思いました。自分の人生は自分で選択するわいな!て。良いことだけ信じて気持ちあげよ!くらいのもんでした。
ただ、実際触れてみると、信じるか信じないかとかそんな固くなくても良いのかなぁと。タロットの起源自体が、貴族のカードゲーム、遊びから生まれたって言われる説もありますし、信じ過ぎるのもどうかなともいます。
あと、タロットにはケルト十字というスプレッド(カードの並べ方)の他にも本当に色々、ワンオラクル(一枚引き)で使ったり、何枚か引いて繋がり読んだりもできます。カードそれぞれに意味もありますが、絵柄を見た印象で質問に対する答えを出すこともできます。知識と直感で読み解けるカードですね。面白い。
タロットリーディング
僕は占い師ではないので、趣味で占いをやっているいつか占い師になりたいと思う者の一人ですが。タロットは占い(先を見通すとか、相手の未来や過去を言い当てる)というよりも、引いたカードを読み解く、タロットリーディングの方がやっていることと名前の意味がしっくりきます。
前述した通り、タロットには様々なスプレッドがあり、そのスプレッドの配置通りに引いたカードを並べます。そこへ出たカードそれぞれ(もしくは全体の繋がり)の意味や直感を読み取り、言語化して伝える。場に並んだカードたちの絵柄を文字にするのもタロットだと思います。実際過去や未来、現在もドンピシャリと言い当てる方もいるのだとは思いますが笑
カードを読み取る、言語化するには、感覚だけでは難しい。ある程度の知識と過去のリーディングという経験をもとにその人の状況などに合わせて的確な言葉を紡いでいく。だからこそ専門性が出て、タロットを扱うお仕事もあるのだと思います。いやほんとこれは僕個人の考えなので、未来見通せるタロット占い師の方にはごめんなさい。他意はないんです。
タロット(や占い)と向き合うとは
じゃあ、タロットって結局信用できるの?当たるの?ていうと答えは「あなた次第」です笑 ってなります。
ほんまに元も子もないことを極端な例えで言いますけど、タロットで出たカード、それを読み解いてもらった結果、「あなたは一年後には億万長者になっています。」って言われた時、なんもしなくても億万長者なれますか?って話なんですよ。
例えそんなカードが出たとしても、億万長者になるためん行動してなかったらなれないでしょ。タロット(もしくは他の占い結果)を信用して、それを行動にすることで結果が出るでしょ。だから、当たるかどうかはわからない。当てに行くのが占いの楽しさじゃないですか?笑
は?じゃあ占いの意味ないやん。タロットもいらんやんって思う人もいるかもしれません。ちょっと待たれい。過去も未来も現在も、全部が全部思い通りにはいかないけど、タロット含めた占いってのは、先の可能性を示していると思うんですよ。手相とか顔相とかの相術や四柱推命やホロスコープなどの命術は統計学とも言われますけども……。タロット以外はほとんど分かっていないのでこれから先はタロットだけに絞って話しますね。
タロットって、スプレッドは何にしてもカードを引くでしょ。カードを引く前には質問をするでしょ。その質問に対してカードを引くわけだから、潜在的な意識が働いてそのカードが引かれているんですね。
潜在的ってなるんで科学的根拠は無いと言わざるを得ませんが、直感て絶対あるじゃないですか。嫌な予感とか当たったことありません?別に直感って嫌な予感以外にも、潜在的に自分の求めているものを良いと思ったり、それに目がいったり、引き寄せたりっても含まれると思います。
で、その潜在的意識が導いたカードが過去や未来や現在を質問の答えとして示してくれています。タロットカードは、悩んでいること、困っていること、そういったことへの正確な答えを出してくれる!というよりは、その質問に対する、一つの選択肢を示してくれる先導者みたいなものです。
例えば
質問:来年までに恋人ができるにはどうしたら良いですか?
タロット結果:コツコツと目の前にある課題に取り組み、堅実に頑張っていると素敵な出会いがあります。
と、出たとします。これを聞いてまずはどう思うかが大切です。「ほんまか?そんなんで恋人できるんか?」と思うなら、信じなければ良い笑 それも一つの選択。出た結果を信じないという選択です。じゃあその場合どうするか。まずはなぜその答えを疑ったか考えて見てください。例えに例えを重ねますけど、
「コツコツ目の前にある課題って言っても、今考えられる課題って仕事のことだし、これを片付けたからと言って、同性しかいない職場では出会いないから当てにならないな。だからこの結果は信じるに値しない。」
と思ったとすれば、改善すべきは出会いの場を増やすってことだと思いませんか。今目の前にあることが仕事しかない。その問題に対して異性と出会う行動を起こす。趣味の合うコミュニティに参加するとか、お見合いとかマッチングアプリ使うとか、友人に紹介してもらうとか、色々できることはあります。
逆に結果を信じるなら、信じる根拠も考えることも必要ではないかと思います。筋肉がなくて最近筋トレを始めた。これをコツコツと続けることで肉体が引き締まり、異性にとって魅力的な人間になれるな。じゃあ今起こしている行動は間違えじゃないんだ、続けてみよう。とモチベーションを維持する材料に使う。
お気づきだと思いますが、何が言いたいかって、何事も盲信しないことです。考えるんです。考えるということは必要なんです。考えないと、お金を稼ぐために考えを巡らせている人たちにカモにされるかもしれません。
タロットと向き合うには
だから、タロットと向き合うには、結論としては盲信しない。依存しないこと。
使い方としては、悩んだ時、不安がある時、選択肢を導く手助けとして使う。出た結果に一喜一憂しすぎない!一つの選択肢として、Aという選択を取った場合はXという結果が待っている可能性がある。そうなるため(ならないため)にどのような行動を起こすか。行動の指針を決める道具として使うのがバランスよくタロットを扱う方法の一つだと思います。使いこなしたら、考えを絞れるんですよね。悩みすぎるということを防げる。そのためにも自分の意思はある程度持っておかなければいけない。
批判的に見えたかもしれませんが、僕はタロットもその他占いも肯定派です。なぜなら、この世は目に見えるものだけではないと信じているから。目に見えない力は確かにあり、それを信じる(もしくは信じないと選択する)ことで人生を気楽に生きられることもあると知ったからです。
タロットは道具を扱って占う卜術(ぼくじゅつ)の一つです。道具とは何ですか?振り回されるものですか?違いますよね。道具は使うものです。タロットをうまく扱うことで選択に悩んだ時、助けが欲しい時の助けとしましょう。バランスよく扱うととても楽しい、素敵な世界ですよ笑
ほな今日はこの辺で、おやすみなさい。
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